すべての道はローマに通ず

ロマンチック街道を通って、ノイシュヴァンシュタイン城へ。アウグスブルグという地名は、古代の皇帝アウグストスにちなむもの。

このお城を作らせたバイエルンの王ルードビッヒ2世はワーグナーに心酔して、ワーグナーの「楽劇(ワーグナー曰く歌劇でない)」の世界をこのお城で実現したかったそうです。内部の絵や家具、外の風景にマッチした外観のこのお城、19世紀のテーマパークのようなもの。見た目は中世のお城ですが、建築には鉄骨が用いられ、また水道も完備していました。


森鴎外のうたかたの記では、この王様の不可解な死から発想を得て、王に愛された女性と日本人画学生の恋が描かれています。

0コメント

  • 1000 / 1000